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< 新製品ニュース!【和吉板 - WAKICHIITA】>

和吉板は、ハガキ大の板に直径が異なる穴を二つ開けただけの極めてシンプルで機能的なパニエ(ワインバスケット)です。※以下の画像は全てプロト品で、材料も寸法も製品とは異なります。
<完成版使い方動画 https://www.youtube.com/watch?v=J0JhxDSCl6Y
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<機能1:ワインスタンド>
二つの穴は、一つがボルドータイプとハーフボトル用。一つがブルゴーニュタイプとマグナムボトル用に対応しています。ボトルのネックを太さが合う側の穴に挿入し、テーブルに置くだけでボトルは斜めに安定します。
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<機能2:ワインサーバー>
ワインをグラスに注ぐ際は、ボトルをテーブルに置いたまま、和吉板の底面を支点にして、ボトル低部を持ち上げるとテコの原理で楽に注ぐことが出来ます。
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二つの穴はそれぞれ、長方形の四辺から不等距離にある為、和吉板だけを回転させることでワインの残量に適したボトルの角度が得られます。ワインを注ぐ度に傾けたボトルを起こさない(立てない)で済む為、澱が舞い上がらず、ワインは最後まで澄んだ状態です。
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和吉板で作れるボトルの角度は4種類ですが、抜栓したコルク等をボトルまたは和吉板の下部に挟むことで更に広範囲な角度調節も出来ます。
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また、ボトルの下からキャンドルやペンライト等で澱を照らす場合も、光を当てやすく澱の動きがよく見えます。2014年のテラスドギレム ピノノワール(2016年 3月13日時点)でさえ、和吉板を使うとこれだけの澱が残りますが、グラスに注げなかった量は僅か数mlしかありません。
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<機能3:シャンブレ>
ボトルは横に寝かせるほどワインと空気層の接触面積が増えます。抜栓後に時間を設けて香味を調節(シャンブレ)する際に便利です。同時に温度調節を要する場合に、冷蔵庫やセラー内で使用しても一般的なパニエのように嵩張りません。
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和吉板は、澱の多い古い赤ワインだけでなく、若い赤ワインにも白ワインにもとても便利で有効です。和吉板を使って丁寧に注ぐと、殆どのワインに澱があることが解ます。特に軽快な白ワインに残る僅かな澱は、ミクロフィルターで濾過をしない生産者の思いが感じられます。何よりも、暴れさせていない澄みきったワインの美味しさは格別です。
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< 新製品ニュース!【和吉板 - WAKICHIITA】>_d0351396_15021614.jpg


■ 和吉板(商標・特許出願済)
【ver.WOOD】
・ワイン醸造に使っていた木樽を再加工して作ります。
・その為、使用する樽の部位により和吉板の厚さが異なったり、
 樽メーカー名や産地名等の刻印部、箍(タガ)のシミ等が入いる場合があります。
・両穴内面にコルクシートを滑り止めとして貼っています。
・表面をアクリルコーティングすることでワインが染みにくく、
 樽材の自然な風合いを残しています。

【ver.CORK】
・日本国内で回収したコルク栓類のリサイクルコルクを加工して作ります。
・その為、面と面が合わさる角が欠けている場合があります。
・コーティング等は施していません。

※何れも原材料の性質上、寸法や外見等に不均一な箇所があります。
 予めご了承くださいませ。
※発売予定:【ver.WOOD】【ver.CORK】共に 2016年 8月中旬から 9月中旬に延期
※販売価格: 未定
※和吉板のご使用に当たりましては、
 デンマークのSchur(シュール)社が開発し国際特許を取得しているフィルム型の
 ワインポアラー、Drop Stop(ドロップストップ)の併用をお勧めいたします。












by wakichi-koubou | 2016-05-10 22:32 | ■ お知らせ

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by 和吉工房