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■その2 部位の違い
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小樽の長さは約90㎝です。分解した板2枚を貼り合わせたものから最大5枚の和吉板が作れます(定規は60㎝)。
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縦に並べてみると箍(タガ)が嵌まっていた位置がよく解ります。箍跡が無い樽中央部は、板が最も湾曲している部分でもあります。湾曲の度合いは重ねると解ります。
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最下段の写真は、樽両端部の和吉板2枚。色が異なる境界の溝に円い側板が嵌まっています。貫通穴横の四角い小さな穴は、側板を押さえている楔をそのままにして、隙間と表面をパテ埋めした跡です。楔が抜け落ちている場合には穴は埋めません。
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和吉板の詳細はこちらです。http://wakichi.exblog.jp/23133246/










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by wakichi-koubou | 2016-08-31 05:57 | ■ ワイン樽から和吉板へ… | Comments(0)
9月中旬の発売に向けまして、現在生産中の【和吉板 - ver.WOOD】 ですが、
この「板」に施しています工夫や製作行程をご紹介したいと思います。

■その1 巾接ぎ(はばはぎ)と パテ埋め…
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上の写真は完成前段階の和吉板裏面です。
バラしたワイン樽の板と板を強固に接着出来ない部位は、両木端に溝を切り、実(さね(貫通穴の側面に見えるチップ))を挟んで補強。貼り合わせ部の大きな溝(板中央の縦線部)は、木粉を混ぜたエポキシ接着剤でパテ埋めしています。

また、板表面の傷や裏面の大きな欠損部は、簡単な色合わせをしたパテで埋め(表面ロゴの左上部と裏面貫通穴右上部)、その上から艶消しのウレタン塗装と磨きを2回ずつ行うことで、塗装していない白木の風合いに仕上げています。
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和吉板の詳細はこちらです。http://wakichi.exblog.jp/23133246/










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by wakichi-koubou | 2016-08-30 05:19 | ■ ワイン樽から和吉板へ… | Comments(0)
和吉板の樽版【ver.WOOD】の生産に予想以上の時間を要しています。発売は 2016年 8月中旬を予定していましたが、ひと月ほど遅れますことをお知らせいたします。

表面仕上げをオイルフィニッシュからアクリルコーティングへ変更し、貫通穴に滑り止め加工を追加する等、穴を開けてサンドペーパーで仕上げるだけの当初の予定から、更に使い易い和吉板に進化していると思います。下写真は完成品(検品中)のコルク版【ver.CORK】。日本国内で抜栓されたコルク栓をリサイクルして作っています。仕上がりも使用感もとても良いです。

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発売までもうしばらくお待ちくださいませ。
和吉板の詳細はこちらです。http://wakichi.exblog.jp/23133246/










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by wakichi-koubou | 2016-08-24 06:29 | ■ お知らせ | Comments(0)
プーレジョーヌのジャンボネット、赤ワインソース
& MORGON VIEILLES VIGNES / GUY BRETON
& 和吉グラス【T-340】(16℃)

モモ肉の中にトランペット茸と鶏肉の旨味が詰め込まれている銀座誠さんの特製です。選んだモルゴンは2008年。熟成と言うにはまだ早期ですが、ガメ種の青さは無く、一体感と複雑さが絡み合う旨味が出ています。料理の旨味が凝縮しているので、渋味と酸味のはっきりした、もう少し若いヴィンテージの方が更に美味しい相性になったでしょう。
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ブルゴーニュ地方の赤ワインですが、グラスは樽形の【T-340】です。パストゥーグランもそうですが、ブルゴーニュ形と呼ばれている風船形グラスに注ぐと、濃厚なタイプではないこれらのワインの旨味を滲ませてしまいます。そしてグラスの容量が500mlを越えると、その旨味は更に弱くなります。

<2016.08.09>自宅にて











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by wakichi-koubou | 2016-08-10 05:04 | ■ 料理とワインとグラスのマリアージュ | Comments(0)
リンゴと薩摩芋のパン
& 2014 MUSCAT DE MIREVAL / MOULIN DE GASSAC
& 和吉グラス【T-340】

甘口(ヴァンドゥーナチュレル)ですがデザート以外でもママレードを添えられるような料理、パン、チーズに幅広く合わせて楽しめます。色とりどりの完熟果実と白ブドウの甘さがフレッシュです。
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16%のアルコールが重くなく、爽快に味わえるグラスでなくては、残糖の甘さに飽きてしまいます。大きさと形が良くても、グラス底部に角のない付け脚のグラスは、甘さがベタ付き、杯が進みません。

甘味と酸味のバランスは、生の果物同様、ワイン造りにもグラス作りにも最も重要な要素です。
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by wakichi-koubou | 2016-08-01 05:47 | ■ 料理とワインとグラスのマリアージュ | Comments(0)